005 笑いと本歌

骨董なんかを買うとき日本では本歌とか景色なんて言葉がよく出ます。本歌はオリジナルってことでそのコピーは本歌取りと言われます。落語だと他の落語家の笑いのポイントを使うのは掴み込みと言ったかな…まぁ要は日本の伝統系は本歌を知らないと楽しみが半減するということでしょうか。だけど、江戸時代は川柳や狂歌なんてのも流行って、そのコンテストが一般の町人の間でも行われてみたいです。勿論、本歌を知らないとパロディにできないことはあったろうし、それを聞き・見る人も相応の知識がないと笑えません。でも、今はそんな事前知識がなくても笑う芸?がテレビには良く出ています。時にはその本歌に当たる部分がその人のプライベートなことの暴露だったり。

珠には、本歌を知ったりしてみたり、そのアレンジを楽しんだりして鑑賞してみたいものです。何が本歌かが分からなくなってる…?落語にはあったんだけどね~