021 美って

意外と解明されていなく、定義も曖昧ですよね(定義はなくても、美男美女は見れば直ぐ分かる…)。調べてみると哲学的に考察されてたり、変に理屈が難しかったり(プラトンは必ず出てきます〜)。そこで私的には美に出会った時の感じで分類したらどうかな〜と思いました。①ウヮー!美: 圧倒的に魅せられたもの。想像を超えたもの。(キレイな海とか、ギザのピラミッドとか) ②いいネェ〜美: 感性的に感じる完全なもの。(綺麗な女性に出会った時とか…) ③ホッホ~美: 思わず感心してしまうもの。その意図が美的に技術的に上手く表現されているものとか実際の機能美を感じたとき。(枯山水の表現とかスーラの点描とか、柳包丁とか) ④ニコニコ美: 愛でる感じや共感を伴うもの。(道端の僅かな隙間から咲いてる雪柳。一生懸命に頑張ってる人。使い込んだお気に入りの旅行用トランクとか。私的には根付もこの部類)。の4種類位に大別できる様に思います。①と②は経験含めた主観的個人差はあれど大抵の人はその美を感じると思います(因みに②の美をあまり感じない人は自分自身が完全なのでしょうね)が、③は適当に知的であったり、知識の下地が必要だったり、使ったりしてみないと分かりませんね。④は心の余裕がないとその美を見過ごしてしまいますね(橋本治さんの「人はなぜ美しいがわかるのか」という本の中では人間関係による精神的安定ということが美を実感する背後にあると言っています)。美を通して人の心の豊かさを測るならば、真善美のうち善との繫がりが強い④の美を多く感じられることでしょうか。まぁ、どれも基本的には感情や理性の領域ではなく、それらを統合した感性の領域ってやつで感じるもので。その感性というやつは…長くなるので止めます。