MAJIMAの基本的考え

“日常で感じられる有機的感覚と洗練された日本のプリミティブな感性美を表現”

「馴染みは文化的親近感とか、結局は有機的・アナログ的な感覚。遊びはなんか楽しいもので見ている人に厭な感じを与えないもの。できればいいねと言ってくれるもの。味わいはこだわりや気遣いがあったりして、いろいろな要素が詰まっているもので、愛着持って使えるもの」

「このブランドで取り扱っていきたい商品は遊びがあって、なんとなく親近感(馴染み)があって、使うことで愛着が湧くもので、質の良いものと考えています。実はなにも和にだけこだわっている訳ではないんです。日本的感性が見受けられるものであればいいなと思うんです。日本的感性って一言で言うことは難しいけど、その根底にあるものは、例えば九鬼周造が「いきの構造」で言っているように「艶っぽさ(色気)」とか「意気地(こだわり)」とか「潔さ(洗練)」なのかなぁと勝手に思っています。それと身近に感じる「自然観」ですかね(「風流(花鳥風月)」と言ってもいいかもしれませんね)。だからこのブランドで扱うもので化繊とかプラスティックなどはないでしょうね。

私的には枠や形式に囚われず、予想外の驚きがあって、それを楽しみと美しさが包み込んでいる・・・そんな感覚のものが好きですけど」